Project & Brand
プロジェクトとブランド
12年前より、紙の段ボールを活用した雑貨やクラフト品が流行していることを受け、IMAI GROUPが持つ薄い木板の連続曲げ加工技術と青森県の恵まれた木材資源を活用し、大型かつ上質で見栄えのする木質の段ボール状素材板及び波型状ボードの開発を検討しました。平成23年度に財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)の「新技術・地域資源開発補助事業の新技術開発補助金」に採択され、従来製造が困難であった木板を波型形状にする加工技術及び加工機械の研究開発に取り組み、従来廃棄や焼却処分等にされていた木材の端材を再利用できる環境にやさしい「波形木質新素材」として付加価値をあげる素材を生み出しました。
この事業プランは、「薄板の連続曲げ加工技術によって生まれた木質新素材e-wood+」を、グローカルからグローバルに導くブランド化構想を通じて、社会の中でどのような役割と意味を持つかという本質的な概念を指します。グローカルとは、地球規模の視野で考え地域視点で行動することを表わした造語であり、われわれは世界水準で事業を展開しながらも、全国各地で「環境問題、地域活性、社会貢献」を実践する事業をビジョンとし、地域に根ざした世界企業を目指すことを目標とします。
カルチュアル・クリエイティブが好む、「LOHAS」の市場とは具体的にどのようなものでしょうか?
さまざまな市場調査の結果が発表されていますが、次の5つの市場があげられます。
- ①
- サスティナブル・エコノミー(持続可能な経済)。持続可能とは、地球環境になるべく負荷をかけず、
地球の“寿命”を伸ばそう、という考え方です。 - ②
- ヘルシー・ライフスタイル(健康的な生活様式)。日々の食生活や健康に気を遣う人々のための市場で、
有機野菜や化学添加物の少ない食品を選んだり、日用品なども自然志向の製品を使うといった考え方です。 - ③
- オルタネイティブ・ヘルスケア(代替医療・自然医療)。
なるべく薬に頼らない、治療よりは予防を重視する、という考え方です。 - ④
- パーソナル・ディベロップメント(自己開発)。自分を高めるために行う、
さまざまな分野にわたる行動。 - ⑤
- エコロジカル・ライフスタイル(環境に配慮した生活様式)。
②のヘルシー・ライフスタイルと重なる部分があるが、いわゆる“地球に優しい”製品やサービスを選ぶというものです。
今後、ますます増え続けるであろう、ロハスマーケットは魅力ある市場の一つです。
少し高い商品であってもエコ商品であればあえてそれを選択したり、グリーン電力の購入の製品を購入したり、持続可能な社会を実現するための製品やサービスに価値を見いだしている人たちのことです。
日本では、およそ5000万人以上の成人の方が該当され、世界中では数憶万人の人々がLOHASに賛同されています。
持続可能な社会を実現するための製品やサービスに価値を見いだしている人=ロハスピープル。
ブランドマーク&ロゴは、Re:Cycle(循環する,回帰する)、地球の環境問題と木材、地球を表しています。
それは、WOOD MAKER JAPANの独創性・環境問題配慮を象徴しています。