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株式会社今井産業/WOOD MAKER JAPAN 株式会社(社長:今井公文)は、2018年10月15日(月)に郡山ビューアネックスホテル(福島県)で行われました、公益社団法人発明協会が主催する東北地方発明表彰の表彰式にて、平成30年度の「特許庁長官賞」を受賞しました。
▼受賞者一覧
http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/H30/jusho_tohoku/index.html
▼受賞風景
【特許庁長官賞】 波型ボード製造システム(特許第6012091号) 今井 公文
本発明は、板材加工時に発生する端材を利用し、波型に整形する事で軽量かつ良質な単板の「波型ボード」を製造するため、凹凸せ設けた2つの熱ローラーでプレスして曲げ加工を行う製造装置及び製造方法に関するものである。
波型ボードの製造システムは単板を湾曲させて波型に加工する「波型加工装置」と単板の板材が波型に加工された単板の波型板材の形状を整える「整形装置」と整形された単板の波型板材を波型形状で安定化させる「安定化装置」とを備えている事が特徴である。
製造された「波型ボード」を利用した「木製ダンボール」は非常に軽量で強度も兼ね備えている。デザイン的な評価も高く海外企業からも店舗ディスプレーに利用したいという要望も多い。
木材の端材は、大量に焼却処分され空気中に二酸化炭素を排出し深刻な環境問題となっている。本発明は端材を単に再利用するだけでなく、新たな素材を生み出し健康で快適な暮らしを創出することにも貢献できるものである。
受賞内容の詳細は、公益社団法人発明協会HPへ掲載されております。